2013-04-25 第183回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第4号
○主濱了君 ICRPの二〇〇七年の勧告は、放射線事故など非常時の指針として二十ミリシーベルトから百ミリシーベルトと、こういう数値を示しているわけであります。しかし、平常時につきましては、公衆被曝限度は一ミリシーベルト、これはもう皆さん御存じのとおりですが、一ミリシーベルトと、こういうことにしております。つまり、本来的に一般の事業者は一ミリシーベルト以下の被曝限度でなければならないわけであります。
○主濱了君 ICRPの二〇〇七年の勧告は、放射線事故など非常時の指針として二十ミリシーベルトから百ミリシーベルトと、こういう数値を示しているわけであります。しかし、平常時につきましては、公衆被曝限度は一ミリシーベルト、これはもう皆さん御存じのとおりですが、一ミリシーベルトと、こういうことにしております。つまり、本来的に一般の事業者は一ミリシーベルト以下の被曝限度でなければならないわけであります。
きょうの委員会の簡単なおさらいになりますが、放射線事故が起きたことによって起きた数々の問題を、いわゆる外部被曝、外から放射線を浴びたことと、内部被曝、さっき高橋さんがお取り上げになりました、呼吸や食べ物で吸ってしまって被曝する、大きく二つ分けることができます。
いや、一カ月ですから、それは何でもかんでもというわけにいかなかったんだろうと思いますが、ぜひとも、これから先は、そうしたロシアとの関係という面においても、チェルノブイリ、そして福島、この二つの地域、日本とロシアという流れの中で、放射線事故というものをめぐって両国の関係を大きく深化させていくためにも、その山下先生、きょう官邸に呼ばれていろいろな懇談をされているそうですが、そうした、今申し上げたロシアとの
○合田政府参考人 御指摘のように、放射線事故に対する対応を含めまして、被曝医療機関におきます診療等につきましては、医師あるいは研究者のみならず、看護師、保健師はもとより、御指摘のような医学物理士、あるいは診療放射線技師、臨床検査技師、あるいは薬剤師の方もおられるかと思いますけれども、そういったようなさまざまな職種の医療関係者が一丸となって取り組んでいただくということが重要であろうというふうに考えてございます
次に、原発事故の、放射線事故の際に甲状腺がんのリスクを減らす沃素剤、沃化カリウム製剤について伺います。 先ほど、福島県における備蓄の話も伺いましたけれども、これは、そもそも国、福島県あるいは福島県内の自治体、いわゆる東電などの事業体、どこがどれぐらい備蓄をしているものでしょうか、お分かりだったら教えてください。
けれども、放射線事故はなかった。地域は過疎から繁栄に向かった。所得も増えた。雇用も増えた。いいことがあって悪いことはなかった。原子力についての信頼は我々持っていますと。その信頼している事業者が使用済燃料を置かしてくれと言うのでいいですよと言ったと。何の問題もなかった。今度は最終処分をしたい。
昨年八月九日に発生しました関西電力美浜発電所三号機の蒸気漏出事故でございますが、これは原子力発電所に固有の放射線事故ではないとはいうものの、現実に運転中の原子力発電所において十一名の方が死傷なさるという誠に遺憾な事故でございました。 ここで、お亡くなりになられました方に心から御冥福をお祈り申し上げますとともに、今なお治療中の方の一日も早い御快癒を心からお祈り申し上げます。
あの事故は、違法な作業によるものである、また実験炉用の特殊な燃料の加工工場という特殊なところで起こった事故である、放射能事故ではなくて放射線事故である、いろんなことがありますけれども、私は言いわけはだめと思っております。起こったものは起こった、この事故を真剣に受けとめなければならない。何よりも、我が国で初めて作業を行っていた方二名が亡くなるという事故でありました。
ウラン加工工場における臨界事故は、我が国の原子力開発利用の歴史の中で初めて放射線事故により従業員のとうとい命が失われるなど、痛恨の事故でありました。この事故の厳しい反省に立って、さきの臨時国会で成立した原子力災害対策特別措置法等関連二法を着実に執行し、原子力安全規制と原子力防災対策の抜本的強化を早急に図り、二度とこのような事故が起こることのないよう万全を期してまいります。
ウラン加工工場における臨界事故は、我が国の原子力開発利用の歴史の中で初めて、放射線事故により従業員のとうとい命が失われるなど、痛恨の事故でありました。この事故の厳しい反省に立って、さきの臨時国会で成立した原子力災害対策特別措置法等関連二法を着実に執行し、原子力安全規制と原子力防災対策の抜本的強化を早急に図り、二度とこのような事故が起こることのないよう万全を期してまいります。
放射線事故が起こったときには、まず第一レベル、原子力施設内の救急医療施設で被曝者に対応する。そして、ここで治療が難しいとなると第二レベル、地域救急医療機関、今回は国立の水戸病院がそれに当たると思うんですが、そこに運ぶ。そして、そこでも対応し切れないときは第三レベル、放射線専門病院に搬送する。
ここに、エネルギー省側は「放射線事故、緊急時、モニタリング及び評価、大気モデリング及び医療相談及び助言について広い経験と知識を持っています。我々は四つの分野について短期及び長期的対応の援助を提供できます。」
問題は放射線事故で中性子線による影響だったわけですよね。ですから、今のお答えではちょっとまだ不十分かと思います。 ちょっと観点を変えて、安全審査の問題ともこれは関係しますので伺ってみたいと思います。
今回の事故におきましては、放射線事故ということもありまして、防護隊がどう活動するかというところは初期の段階では非常に難しゅうございまして、具体的にその活動の成果が出ましたのは、水抜き作業に行くときに酸素ボンベを装着していったわけでございますが、それを防護隊の倉庫から持ってきて実際の作業に当たった人間に迅速に適用したというところで、そういう活動の成果は今回の中で生きたと思います。
今回の事故は放射線事故なんです、基本的には。よく放射能事故、放射線事故と言いますけれども、放射性物質を外にばらまくようなそんなような事故ではない。基本的には放射能は沈殿槽の中、建屋の中に閉じこもっておって、一部希ガス等が外へ若干出ましたけれども、一番の問題は放射線、中性子線なんですけれども、これが外へ出たというのが、一部ガンマ線もありましたけれども、これがポイントだったと思います。
今日までに行われてきた被爆者の健康影響に関する調査研究の成果は、原爆医療法の基礎となって被爆者の方々の健康管理に役立ってきましたが、同時に、これらの成果は、世界唯一と言ってよい放射線の人体影響に関する貴重な情報として、放射線防護基準の作成や放射線事故対策の策定等に国際的な貢献をしてまいりました。
放射線事故に発展したような場合には、災害防止のための対策と核物質防護のための対策、これは一部共通する部分も出てくるかと思いますし、あるいは災害防止に責任を持つ原子炉等の主任技術者あるいはPPの管理者、こういった両者によります綿密な協力あるいは打ち合わせといったことも必要になろうかと思います。
例えばラジオアイソトープによります事故あるいは先ほどの御説明にありました、例えば核実験、これは事故というわけではなくて、そのものということで、したがいまして放射線事故というのも通常の場合は原子力事故の系として出てくると思いますけれども、独立したものもあろうかと思います。 それから、援助の態様といたしましては幾つかあると思うのでございますが、非常に典型的な例は医療活動。
○政府委員(石井賢吾君) 電気関係報告規則におきます放射線事故と申しますのは、人及び施設に対する過度の放射能の汚染ということでございます。それから、原子炉規制法によりますと、異常な漏洩という表現をとってございます。
○政府委員(石井賢吾君) 先ほど申し上げましたように、原子炉規制法の異常な漏洩という表現あるいは電気事業法にかかわります放射線事故あるいは電気工作物の損壊事故、こういう抽象的な表現につきましていろいろ問題がございます。
それで、問題は電気事業法の報告義務についてのお尋ねでございますが、電気事業法につきましては、過度の放射線事故というものが報告対象とされておるわけでございまして、今回の場合には電気工作物の損傷事故、損壊事故はなかったという判断はいたしておりますが、漏洩そのものにつきまして、電気関係報告規則による放射線事故に該当するかどうか、これの具体的な定義といいますものは実は抽象的にしか規定されておりませんで、人が
○高橋(宏)政府委員 二度目の放射性廃棄物、放射能の漏洩に関しましては、電気事業法の報告規則のうちの「放射線事故」というものに相当するかどうかということになります。その際、「「放射線事故」とは、」途中省略いたしまして、「放射性物質により過度に汚染することをいう。」となっております。
政府は、「むつ」が放射線事故を起こした後も、地元に行き当たりばったりの約束をし、一方、原子力船計画をどう位置づけ、どう発展させるかという方針も明示しないまま、この法律の期限のみを延長しようとしています。政府は、この際わが国の原子力船政策を明確にすべきと思うが、総理の所見をお伺いしたいのであります。 原子力船の実用化の時期は、一ころよりおくれて、一九九〇年代以降と見られています。
したがって、これからもぜひこれをどんどんと続けて、早くフランスの再処理技術を身につけなければならぬということを考えておるのでございまして、いまおっしゃいましたところの安全性というものにつきましては、われわれこれまで本当に安全に、われわれが考えている放射線事故と称するようなものは私は起きていないと考えておるのでございまして、またそれが余り大きな事故につながるようなものはそう多くはない。